酒は百薬の長?多量飲酒が及ぼす健康障害とは

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適量のお酒は体にいいとされ、「酒は百薬の長」とも言われています。

ただ、過度な飲酒は禁物。

お酒の飲みすぎによる健康への影響や危険性を知っておきましょう。

多量飲酒が生活習慣病の原因に

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飲んだお酒のアルコールは、肝臓で分解されます。

肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、自覚症状が表れにくいことでも知られており、気づかぬうちに病状が進行していることも。

肝臓への障害は、脂肪肝→アルコール性肝炎→肝硬変→肝臓がんの順に、症状が重くなっていきます。

脂肪肝

中性脂肪やコレステロールが肝臓に溜まり、肝臓の肥満とも言える症状です。

アルコール性肝炎

脂肪肝の状態が続き、なお飲酒を続けていると、アルコール性肝炎を引き起こします。

発熱や吐き気、嘔吐などの症状が現れます。

アルコール性肝炎の初期であれば、飲酒を控えることで改善の余地があるため、この時点での対策を始めることが大切です。

肝硬変

さらに飲酒を長く続けると、肝硬変になります。

正常に動く細胞がどんどん破壊され、肝臓の機能が失われていきます。

むくみや黄疸、濃い色の尿が出るなどの症状が現れます。

肝臓がん

他の臓器からの転移による場合もありますが、肝硬変の症状が進むと肝臓がんになる可能性があります。

肝臓がんはほぼ自覚症状がないため、定期的な健康診断を受診することが必要です。

あなたは大丈夫?アルコール依存症

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お酒は、依存性のある飲み物です。

同じ量を飲んでいても、酔うために必要とするアルコール量が徐々に増えていきます。

そのうち、飲んではいけない場所で飲酒をしてしまったり、ほどよい量での飲酒を止められなくなってしまったり、暴行や暴言などというコントロール障害が出てきます。

そうしたアルコール依存症の人が断酒をすると、離脱症状が現れます。

早期であれば不安感やイライラ、睡眠障害などであるものの、重い状態の場合、けいれんや幻覚、全身・手足の震えなどを引き起こすこともあります。

アルコール依存症は、本人の社会生活が崩れてしまうだけでなく、周りの家族や友人をも巻き込んで悲しい思いをさせることにつながります。

軽い症状のうちに医師に相談するなどの対応を心がけましょう。

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